171年ぶりの月
先月は、皆既月食がありましたね。
みなさんは赤い月を見ましたか?
今月11月の満月も、ちょっと特別な満月なんだそうです。
秋の美しい月を「名月」といいますね。
正しくは、「名月」とは、旧暦(古いカレンダー)で8月15日の「中秋の名月(十五夜)」と、9月13日の「十三夜」のことをいいます。
秋のお月見といえば、十五夜に次いで翌月の十三夜も眺めるのが古くからの習わしで、どちらか一方のお月見しかしないことを「片月見(かたつきみ)」といって、縁起が悪いと言われていたそうです
というわけで、普通は、名月は1年に2回だけです。
ところが!
旧暦では、3年に1度、1年を13ヶ月にする、というきまりがあるそうです。
私たちが現在使っている新暦と呼ばれるカレンダーでも、4年ごとに1日を増やすうるう年がありますね。
これと同じで、旧暦では1年の長さを調整するために、9月と10月の間にうるう9月がはいることがあります。
そのため、今年は旧暦9月13日が2回になります。
結果、十三夜は2度出現し、名月は計3回となるのです!
ちょっとムズカシイ話になってしまいました
天文ショー的に特別なわけではありませんが、なんとなくロマンチックじゃありませんか?
前回、2度目の十三夜(閏9月13日)があったのは、天保14年(1843年)。
江戸時代ですよ!
今年は、なんと171年ぶりに1年で3度の名月が楽しめます!
実は、11月1日に予定されていた科学館の秋の星空観察会は、天気が悪かったため、中止になってしまいました
月も見えない残念なお天気でした
なので、ぜひ!貴重な満月を見上げてみてはいかがでしょうか?
さて、工房では新しい工作がはじまっています!
「ペーパーステンドグラスをつくろう!」開催中です。
光にかざすと、ステキな模様が浮かび上がるステンドグラスを作ります。
どんな模様ができるかな?
気になる人は、三沢航空科学館へGo!!
以下のサイトを参考にさせていただきました。
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