【おうちでつくろう】カラーレイヤーボトル
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三沢航空科学館は
2020年5月6日(水)まで休館です。
(休館期間は延長する場合があります。
ホームページ にてご確認ください。)
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いよいよ桜も満開になりそうですね。
みなさんの周りでも咲いてますか?
私は桜や藤などぶわ~っ!と集まってたくさんの花が咲くタイプの花が好きなので、
お花見ができない今年はとてもさみしいです(:_;)
そんな気分も吹き飛ばす!
明るい気持ちになれるものを作りましょう!
なにかを作るっていうのは、
それだけで楽しいですしね。
昨日に引き続き、今日もオシャレなインテリアを作ってみましょう!(^^)/
今日のメニューは「カラーレイヤーボトル」。
プチワークショップでも人気のメニューでした。
ちょっと写真が明るすぎて見えずらいでしょうか?(^^;
2色の液体が入っています。
(上に透明。下はピンク。今回は春、桜をイメージしてみました。)
実はこのボトル、振っても中の2つの液体が混ざることはありません。
なぜでしょう?(*^-^*)
液体の種類がちがうんです。
下のピンク色は、水です。
上にはベビーオイル、つまり油を入れています。
「水と油」、といえばおなじみですね。
この2つは仲が悪いことの代表。
なので、どれだけ振っても混ざらず、2つの層に分かれます。
そして、もう1つ大事なコトが!
必ずお水は下に、油は上に分かれます。
ここには「比重」という科学が関わっています。
字の通り、重さを比べる、です。
水の重さと、油の重さ。
2つをくらべてみましょう!
どちらが軽いと思いますか?
プールに石と発泡スチロールを入れるとどうなるでしょう?
石は沈むし、発泡スチロールは浮かびますね。
これは、石が水よりも重く、発泡スチロールは軽いからです。
同じように、液体同士も重いものは下に、
軽いものは上にいきます。
なので、ボトルの中は油が上に来ていますので、
水と油では油のほうが軽い!
ということがわかります。
このような仕組みを使って、今日の工作スタートです!
水に色をつけましょう。
昨日の「アロマペーパーフラワー 」でも使いましたが、
科学館はこちらの100均さんのプリンターインクがお気に入りです。
ほんのちょっとで、とても鮮やかに色をつけることができます(^_-)-☆
ただし、お洋服などつけたくないものにも
バッチリ色がついてしまうので、
工作するときはエプロンや汚れてもいいお洋服を忘れずに。
1~2滴くらいでかなり濃く色がつくので、
少しずつ様子を見ながら色をつけます。
絵の具や食紅など色がつけば、なんでもOKですよ!
色がついたらボトルに半分くらい入れます。
水の方が重いので、先に入れます。
つづいてベビーオイル(油)も入れます。
瓶のふちに油や水がついていたら、ふきとってふたを閉めます。
完成~!
ここまでの基本の作り方!
ここからはもっとかわいくなるように、自分で工夫してみましょう!
まずはふたのコルクに飾りをつけてみましょう。
コルクに画びょうなどで穴を開けておきます。
次にTピンにお好みのビーズを通します。
余っているTピンが長すぎるようであれば、少し切っておいてくださいね。
コルクの長さにもよりますが、あまったTピン5ミリくらいに接着剤をつけて、
穴に差し込みます。
かわいいふたの完成!
次は、瓶の中身にもこだわってみましょう。
今のままだとちょっとさみしいですね。
ビーズやさざれ石など、キラキラしたものを入れると楽しくなりそうじゃないですか?
最初にお話しした比重、思い出してくださいね。
重いものは下に、軽いものは上にいきます。
試してみたところ、だいたいのビーズは水よりも重いようで、
底まで沈みます。
水よりは軽く、油よりも重い・・・
そんなものがあれば・・・!
ちょうど真ん中に浮かばせることができますね!
どんなものがあるかぜひ実験しながら探してみてください!
(いいものが見つかったらぜひ科学館にも教えてください( *´艸`))
ラメを混ぜたりするものキレイですよ。
ただ、写真をよ~く見てもらうと気づくと思うのですが・・・。
水に色がついていると、下に沈んだビーズに色が重なってしまい、
ちょっと見えずらくなりますね(*_*;
派手になっていい!!
という場合もあると思いますが、
ビーズの色をキレイに見せたい!!
という場合もあるでしょう。
こんな風に!
油に色がついた!
こんなバージョンもいいですよね。
先ほど使ったプリンターインクは油に色をつけることはできません。
というか、
なかなか油にキレイに色をつける染料というのはありません(^^;
科学館ではキャンドル用の染料を使っています。
オイル用、とあるものを使ってみてください。
水のさらに下に砂(カラーサンド等)の層もあると3層でよりかわいくなりますね。
また、どちらが重いか、ということもよくわかりますね。
コルクのふたの場合、そのまま閉めるとベビーオイルが染み込むことがあります。
ちょっとコルクの色が濃くなるので、
気にならない人は、そのままでOKです。
気になる人は、コルクにたっぷりめにUVレジンをつけましょう。
UVレジンはコルクの奥にしみ込んでいくこともあるので、
とくに瓶の内側でオイルに触れる部分は、たっぷりしっかり塗って、固めましょう。
こうしておけば、なかの水が蒸発して減っていくのも防げます。
二度とふたは開きませんが(^^;
コルクふたに、アロマオイルなどをつけておくと、
お部屋をいい匂いにさせることもできますよ!
いろんなアレンジを加えて、ぜひ季節感を生かした素敵なインテリアを作ってみてくださいね!
さわやか☆夏仕様!
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